先日のお休みにGさんと『ライト建築』めぐりをしてきました。

最初に行ったのは、兵庫県西宮市にある『武庫川女子大学　甲子園会館』です。

甲子園会館は、旧甲子園ホテルでフランク・ロイド・ライトの愛弟子の遠藤新が手がけた建物です。

当時、帝国ホテルのマネージャーでホテル界の第一人者といわれた林愛作の理想に基づいて計画されたもので、

『東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル』と並び称され、皇族、政財界人、上級軍人などの社交場としてにぎわったそうです。

宿泊料は帝国ホテルよりも高く、当時の月給が7円のときに宿泊料が12円の部屋もあったそうですよ。

 

外部にはボーダータイルとスクラッチタイルが貼られていて、窓周りもきっちりとタイル割がされていて

とてもきれいでした。

トレリス（光の庇）もありましたよ。

少し変わった形です。

実は、上の写真にもトレリスがあるんです。

お天気のいい日には、光が建物に当たってきれいなのですが・・・もっとお天気でないと見れないそうです。

建物の中にも光を取り入れているところがありました。

泉の手前にある写真は、冬至の時に撮られたものです。

光が分かるようにお線香をたいて撮ったそうですよ。

私達が行ったときは、こんな感じでした。

 

いろいろな見所があるので、何回かに分けてご紹介しますね。

 

Written by Y.T