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みなさん、「おかめ」をご存じですか?
納豆やソースのパッケージにもなっているあの「おかめ」です。
実は「おかめ」の発祥は大工さんが関係しているんですよ。
今から約800年ほど前、鎌倉時代に京都の千本釈迦堂というお寺の本堂造りしていた大工(棟梁)が
大切な柱(四天柱)を誤って切り落としてしまうという不祥事が起こりました。
ずいぶん落ち込んで悩んでいた大工の姿を見た妻のおかめは
仏様に「何かよい方法はないでしょうか、私の命を捧げても構わないのでどうか助けて下さい」とお祈りをされたそうです。
するとそのおかめに斗組の姿が映り、その手法を取り入れて夫に語り、棟梁は窮地を救われました。
(ちなみに斗組とは社寺建築で用いられる手法です。柱の上にあり、軒を支えます。)
夫(棟梁)の成功と幸せだけを祈ったおかめは上棟式前に自らその命を絶ってしまったとのことです。
棟梁は亡き妻おかめをイメージした福面を飾り、妻の冥福と本堂の無事完成を永久に誓ったと伝えられています。
それ以来「おかめ」は各地方に広められ、祭られていくようになりました。
現在の日本で家づくりでは上棟の際に御幣というおかめの顔にお札を付けて最後の完成まで祈ります。
これも棟梁を救った妻おかめから由来したものです。
昔からの習わしにもいろんな物語があるので気になる方はぜひ調べてみてくださいね。
Written by A.Y
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