消費税増税にともなって、住宅を購入する人の負担を減らす制度がいくつかあります。

今回はその中の「すまい給付金」についてご紹介します！

 

～すまい給付金とは～

消費税増税による負担を減らすために、住宅を購入する人を対象に

最大50万円が支給される制度です。

 

～対象となる人～

すまい給付金を利用するには下記の対象になっていることが条件です。

 

①不動産登記上の持分を所有していること

②その住宅に住んでいること

③収入が一定以下であること

④住宅ローンを利用していること（現金購入の場合は50歳以上の人のみ対象となります）

この4つが条件となります！

 

～期限はいつまで？～

平成33年12月31日までに引渡しを受け、入居した人が対象となります。

 

～支給額はどれくらい？～

収入によって支給額は変わります。

収入といってもいわゆる「額面収入」ではなく、「都道府県民税の所得割額」で判断します。

 

「所得割額」は市町村で発行される「個人住民税の課税証明書」に記載されているので

市役所などで入手して、確認してくださいね。

毎年5月～6月に当年度分が発行されるそうです。

 

支給額の計算はこのように計算します。

 

 

給付基礎額というのは先ほど説明した「都道府県民税の所得割額」で決まります。

それに不動産の持分割合を掛けて、給付額を出します。

 

例で見てみましょう。

【ご主人】

基礎給付額：20万円

持分割合：70％

【奥様】

基礎給付額：30万円

持分割合：30％

 

☆ご主人の給付額　　20万円×70％＝14万円

☆奥様の給付額　　　30万円×30％＝9万円

夫婦合わせて23万円の給付金を受けることが出来ます！

 

すまい給付金の申請は入居から1年以内（当面の間は1年3ヶ月以内）に申請する必要があります。

詳しくは国土交通省のホームページで確認してくださいね。

このような制度を活用して、賢く家づくりをしていきましょう！

 

 

Written by A.G