”ウインドキャッチ”という言葉をご存知ですか？

 

お客様とお打合せをさせて頂く際、必ずと言っていいほどこのお話をします。

 

まずご確認するのが、お家の窓を開けたいか開けたくないか。

開けたい方にはウインドキャッチできる窓をご提案します。

部屋の外に出ると風があるのに、部屋の中に入ってこないという体験をされた方は多いのではないでしょうか？

自然の風をもっと活かせれば、快適性の向上と省エネの両立が可能です。
では、どのようにしたら効率的に多くの風を取り入れ、室内に風の流れを生み出せるでしょうか？

 

建物の外壁面を伝う風を活用する「ウインドキャッチ」です。

下の図をご覧ください。住宅でよく使用される「引違窓」と「たてすべり窓」のイラストです。

引違窓をつけた部屋と、開き勝手の違うたてすべり窓を2つ並べた部屋です。 ここに風が吹くと下の図の様になります。

引違窓は正面からの風を取り込むことが出来ますが、壁に沿って流れる風は逃してしまいます。 これを効果的に取り入れるためには、外に開く窓「たてすべり出し窓」が有効です。また、風の通り道をつくるためには入口だけではなく、出口も必要です。そのために、たてすべり出し窓で2つの開口を設けます。そして、2方向の風をキャッチするため、開き勝手を逆に取り付けて、風が入りやすく出やすい窓になります。

 

 

デザインだけで窓種を決めてしまうと後悔してしまう原因になりかねません。

窓1つ1つにもこだわっていきたいですね。

 

Wrriten by U.M