シェアってよく聞きませんか？
Facebookとかのシェアではないですよ。

「この商品は日本のシェア〇〇％」のような表現です。
大抵の商品は大手のメーカーがシェアの上位を占め、中小企業は数％という図式が多いですが、中小企業がシェアトップを取っている商品もあります。日本どころか、世界トップというものまであります。
例えば滋賀県でも世界トップシェアメーカーがあるのです。
大津市にあるオプテックスさんは、『屋外向け侵入センサー』で世界シェア40％のトップシェアメーカーです。

すごいですね。大企業を押しのけ、トップシェアって。

しかしながら、多くの商品は大手メーカーがシェアのトップを占めているものがほとんどです。
自動車はトヨタを筆頭に約90％を大手メーカーが占めている状態です。

 

また、ビールでは、99％が大手という状態です。

当然スケールメリットで価格を下げることも出来ますし、広告宣伝の面でも大手メーカーのマーケティング力が強いことは間違いないですね。

一方で、住宅産業の新築住宅ではどうでしょうか？

大手メーカー10社のシェアはなんと17.8％です。
残りは、地域の工務店や住宅会社が担っているのです。
意外ではないですか？

住宅については、地域の工務店や住宅会社よりもハウスメーカーの方が割高なことが多いという点も他の産業と少し様子が違うところかもしれませんね。
こんな現実を知っていただくことも、家づくりをされる方にとっては重要なのかもしれませんね。

Written by T.Y