ここ最近、スーパージオ工法のお問合せが多くなっています。

ホームページや過去のブログでもご紹介していますが、この機会に改めて

スーパージオ工法について書きたいと思います！

 

スーパージオ工法とは「軟弱地盤対策」「液状化対策」「免震対策」の

3つがすべて出来る工法なんです。

 

仕組みはというと・・・

建物分の重さの土を取り除いて、土の代わりに軽いスーパージオ材を敷き詰めることで

地盤を軽くし、建物の支持力を確保するというものです。

 

 

では3つの効果についてそれぞれ見てみましょう。

 

①軟弱地盤対策

地盤を軽量化しているので地盤にかかる負担が軽減し、地震が起きた時にも建物が沈下するのを防ぎます。

例えば、軟弱地盤の場所で地震が起きても、更地なら大きく地盤沈下することはないですよね。

建物が重くて負担になるので地盤沈下するのです。

土をスーパージオ材に置き換えることで、地盤からすると家が建っていないのと

同じ状態になります。

 

 

ここでポイント！

軟弱地盤対策で「地盤改良工事」というものがあります。

地中に杭を打ったりして地盤を強くする工法ですね。

「地盤改良工事」は何もない時に地盤沈下するのを防ぐ工事です！

地震が起きたときに地盤沈下しません、という工法ではないので注意が必要です。

「地盤改良工事」では地震対策にはならないのですよ💡

 

②液状化対策

地中には砂と水が含まれています。

通常は砂同士がくっついており、その間に水がある状態なので安定しています。

しかし地震などによって大きな振動を受けると、地中の砂がバラバラになってしまいます。

これにより地中で液体状になった砂が、地表に噴出します。

これが液状化です！！

 

 

スーパージオ工法なら液体状になった砂のうち水だけを一時的にスーパージオ材に

取り込むことで、地面に噴出するのを防ぐことが出来ます。

取り込んだ水は自然に地中に戻るので、スーパージオ材の中に

水が入ったまま、ということはありません。

 

③免震対策

地盤と基礎の間に設置したスーパージオ材によって建物への揺れを伝えにくくします。

これにより免震と減震効果があります。

スーパージオ材があるので地盤と基礎の縁が切れている状態になるのです。

 

 

東日本大震災や熊本地震でも実際にスーパージオ工法を採用した住宅で

効果が実証されています！

 

まだまだお伝えしたいことはありますが今日はここまで！

次回もスーパージオ工法についてご紹介しますね。

 

 

 

Written by A.G