近代建築の巨匠で知られるフランク・ロイド・ライトですが

建築家以外にもうひとつの顔があることはご存じでしょうか？

 

そのもうひとつの顔というのが、なんと「浮世絵バイヤー」なのです。

実はライトは、日本に来日する前から浮世絵に非常に興味を持っていたとのことで

自分でも集めたりしていたそうです。

 

 

バイヤーとして本格的に活動し始めたのは、日本に初来日したのがきっかけだそうです。

ライトは浮世絵の美しさに魅せられて、

日本の滞在中に全国各地で浮世絵を買い集めたのだとか。

その後アメリカに戻り、展示会を開いたり、美術館やコレクターに販売をしていました。

 

ライトには仕事がなくなってしまった時代があったのですが

その間、浮世絵を売ることで生計を立てていたのだそうですよ。

さらに、ライトの死後、多額の税金滞納が発覚したらしいですが

滞納金はライトが所持する浮世絵を売り、支払いをしたとのエピソードがあります。

何度も浮世絵に助けられたのですね。

 

浮世絵や日本建築からもインスピレーションを受けたとのことですし、

日本とフランク・ロイド・ライトには強いつながりがあるようですよ。

気になる方はぜひ調べてみてくださいね！

 

 

Written by A.G