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今日はクリスマスですね。
日本にとってもクリスマスはもはや年中行事として認識されていますが、皆さんご存知の通り、クリスマスはキリスト教のイベントごとです。
フランク・ロイド・ライトは教会も何軒か設計していますが、その中でも独立後初めて建てた教会がユニティテンプルです。
ユニティ テンプルはシカゴのオーク パークにある教会で、1905 年に設計しました。ライトが「宝石」と呼んだこの建物は、今もライトが手掛けた中で、最も優れた建築物の 1 つといわれています。(どの建物でも結構そういわれますが。。。)
洗練されたキュービズムのデザインを取り入れた建築で、屋根は陸屋根で、非常にシンプルな佇まいであったため、建てられた当時は革命的でした。当時は前代未聞だった場所打ちコンクリート工法で造られ、既存のどの宗教建築とも似ていなかったようです。
キリスト教で伝統的に用いられてきた三位一体(父と子と聖霊)の教理を否定し、神の唯一性を絶対的に強調する主義(ウィキペディアより)により建てられた教会であるため、十字架がどこにもない教会で、その点でも珍しい教会なんだろうと思われます。チャーチではなく、テンプル(神殿を意味する)と名付けられていることもこれに関係するのかもしれません。
この教会は、ライト建築らしく自然な光を取り入れながら、厳かで、美しい内観にもなっています。
そして、興味深いことに、ライトはこのユニティテンプル設計にあたり随分日本文化を参考にしたといわれています。
神谷武夫氏のHPの中に面白い記述がありました。ユニティテンプルの平面計画が日光東照宮に類似するというものです。
シカゴ万博で日本の日光東照宮等の設計に感銘を受け訪問し、その一ヵ月後に設計をしたということなので、その影響は否定できません。
ライトの建築が日本人にも多く受け入れられている理由は、ライトが日本の文化にも精通していただ事にも所以するのでしょうね。
そして、この天井からつりさげれたライトは、我が展示場のダイニングも模倣してつけさせていただきました。
是非展示場でご覧いただけると幸いです。
Written by T.Y
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