ORGANIC HOUSE オーガニックハウス

建築の巨匠「フランク・ロイド・ライト」の有機的建築思想を正統に継承

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2018年6月23日

ライト 不遇の時代

 

前回はライトの第一黄金期についてご紹介しました。(前回の記事はこちら

今回は不遇の時代についてお話します。

 

第一黄金期では次々と設計し、名声を広げていったライトですが

1909年頃から不遇の時代に入ります。

ライトは家族を残し、恋人とヨーロッパへ旅行に行ってしまいます。

 

 

そこで若い建築家たちに影響を与えるような作品集の監修に携わります。

この作品集はヨーロッパ建築界に衝撃を与えたそうです。

ちなみに若い建築家というのは「ル・コルビュジェ」や「ミース・ファン・デル・ローエ」などで、

のちにこの2人は、近代建築の三大巨匠と呼ばれることとなります。

もちろん、あとの1人はフランク・ロイド・ライトですよ!

 

ヨーロッパから帰国したライトは、もともと活動していたシカゴから追い出された為

ウィスコンシン州に新しい家とスタジオを建設しました。

それがタリアセンです。タリアセンとは「輝ける額」を意味するそうです。

 

 

その後、帝国ホテルの設計依頼を受けて来日します。

1919年から着工しましたが、ライトは完成した帝国ホテルを見ることなく帰国することになります。

 

 

実は帝国ホテルを設計している間にも

林邸や福原邸、山邑邸(現ヨドコウ迎賓館)、自由学園と建設しています。

 

山邑邸               自由学園

  

 

アメリカ以外で唯一、日本にはライトの作品が現存しているんですよ!

 

他にも南カリフォルニアでいくつか設計と建築をし、

さらに工学技術の導入や挑戦的なデザイン表現など数々の作品を立案しています。

これらは建設までは実現しなかったようですが、のちの作品の下地となっていきます。

不遇の時代にも、ライトは様々な活動をしていたんですね(^^)

 

次回はラスト、第二黄金期についてご紹介します。

 

Written by A.G

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