最近、東北地方など寒い地域でもレンガが見直されてきているようです。

関東大震災ではレンガ造りの建物が倒壊し、地震に弱いイメージでしたが、鉄筋を組合わせる等、今までとは違う工法が考えられているので、阪神・淡路大震災の時には倒壊しなかったそうです。

でも、レンガを1個1個積むのは工期も金額も掛かって大変です。

オーガニックハウスでは、外壁の外側に厚みの薄いレンガタイルを貼り付けています。

このレンガタイルも職人さんが1枚1枚貼り付けているため、金額は掛かってしまいますが、レンガを使用するメリットがあります。

まずは、見た目と質感。

やはり、重厚感がありますよね。

そして、レンガは土を高温で焼き固めているため耐久性が高く、コケやカビが生えにくいんです。

紫外線や雨風などの自然界の刺激にも強く、色あせなど劣化がしにくいです。

時が経つにつれて趣が増し、深い味わいが出てきます。

その為、メンテナンスは不要です。

サイディングや塗装仕上げだと、10年～15年毎に塗装が必要になり、メンテナンス費用が掛かりますが、レンガだと初期費用は掛かりますが、メンテナンス費用が掛からないんです。

どちらがお得になるのかは、どれだけレンガを使うか、建物形状によって変わってくるのでご相談くださいね。

また、耐熱性能・蓄熱性能にも優れているので、夏はひんやり・冬はあたたか。

それは、レンガの内部に無数の小さな気泡が存在するからです。

レンガを焼く時に気泡が出来るのですが、その気泡に水分を溜め込んだり、放出したりするため、外と内の気温が変化しにくいんですね。

展示場では、外壁だけではなく、室内の壁にもレンガタイルを貼っています。

是非、レンガの重厚感・質感を体感しにいらしてくださいね。

Written by Y.T