来年10月に消費税が、現在の8％から10％に増税されることが決定しましたね。

それに伴ってさまざまな景気対策が考えられています。

その中の1つ「住宅ローン減税」が延長されることになるようです。

 

 

住宅ローン減税とは・・・

住宅ローン残高の1％が10年間所得税や住民税の一部から

控除されるというものです。

簡単に言うと税金が戻ってくるという制度なんです。

そして今回、10年間控除されるのが最大5年まで延長される予定です！

 

実際にどれくらい税金が戻ってくるのか見てみましょう。

控除額＝住宅ローンの年末残高×控除率

 

 

控除の対象となるのは借入額が4,000万円まで。

控除率は1％です。

 

 

具体的な例で見てみると・・・

【Ａさんの場合】

年末のローン残高：2,500万円

所得税：16万円

 

控除額　2,500万円×1％＝25万円　　25万円が所得税から控除されます！

しかしＡさんの所得税は16万円です。

16万円を全額控除されても、25万円ー16万円＝9万円が控除されていません…。

 

そこで！

残りの9万円を住民税から控除することが出来ます。

※住民税は最大13万6,500円まで。

 

25万円も税金が戻ってきたら大きいですよね！

ちなみに住宅ローン減税を受けられる人には条件があります。

 

・所得額が3,000万円以下

・床面積が50㎡以上（15.12坪以上）

・住宅ローンの借り入れ期間が10年以上であること

・引き渡しから6か月以内に入居すること

・2021年12月31日までに入居すること

 

住宅ローン減税を利用する場合はサラリーマンの方でも

確定申告をする必要があります。

詳しくは国土交通省のホームページをご覧くださいね。

このような制度を利用して賢く家づくりをしていきましょう！

 

 

Written by A.G