守山展示場の暖炉に使用している石。

これは栃木県宇都宮市大谷町で採掘される「大谷石（おおやいし）」を使っています。

 

 

大谷石は、昔から大谷地方で日常生活に用いられていました。

柔らかく加工しやすい、耐火性がある、などなど機能性に優れています。

火に強いので、暖炉などにも使われるのですね！

 

 

色味も落ち着いているので、温かみを感じさせてくれます。

それ以外にも、マイナスイオンや遠赤外線を放出するので

癒し効果があるとも言われているのですよ（＾＾）

 

 

そんな大谷石ですが、地元の宇都宮市ではよく使われていたものの、

全国的にはまったく知られていませんでした。

 

その大谷石を全国に広めたのが・・・フランク・ロイド・ライトなんです！！

ライトが設計をした「帝国ホテル」には、大谷石がたくさん使われています。

ライトにより、大谷石の素朴で温かみのある素材感が引き出され、

これにより大谷石は有名になったのだそうです。

 

 

帝国ホテルがきっかけで大谷石はブームになり、全国で使用されるようになりました。

特に教会建築などに使われたそうです。

今でも内装材などとして、広く使われています！

守山展示場も暖炉以外に、光る柱に大谷石を使用していますよ（＾＾）

展示場に来られた際は、ぜひ大谷石を実際に見て、触れてみてくださいね！

 

 

Written by A.G