昨日の9月18日は敬老の日ですが、以前は9月15日が敬老の日でした。

実際に2002年までは、9月15日が敬老の日として決められていましたが

2001年に成立した「ハッピーマンデー制度」により変更されたそうです。

少し説明しますと、月曜日に祝日が来るようにして日、月を連休にしようという制度です。

敬老の日についても9月15日という日付にそれほど大きな意味はない祝日ということで

9月の第3月曜日に変更となったわけです。

 

 

次に、なぜこの秋の季節である9月のこの時期になったかというと

発端は聖徳太子が9月15日に大阪の四天王寺を建立し

「四箇院の制」を実施したからともいわれています。

「四箇院の制」とは病院、薬店、身寄りのない方の施設とお寺をまとめて

運営しようというものであり、その身寄りのない方の施設というのが

今でいう「老人ホーム」の先駆けのようなものであったといいます。

その為に敬老の日は9月15日になったという説があるようです。

 

昔は60歳を過ぎてしまうと老人扱いが多かったようですが

現在ではそれは全く当てはまらなくなりました。

いくつになっても皆さん元気ですし、逆に「年より扱いするな」と

叱られてしまうことがあります。

 

 

敬老の日であることを口にせず、日常の感謝を伝えて

楽しい日を過ごす事も大切なことですね。

 

 

Written by A.Y