ORGANIC HOUSE オーガニックハウス

建築の巨匠「フランク・ロイド・ライト」の有機的建築思想を正統に継承

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2018年11月19日

浴槽で地震対策?

 

地震対策の1つとして「浴槽に水を溜めておく」ということを

聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

確かに災害時に溜めておいた水があれば、

地震で火災が起きたときの消火活動や、断水した時など何かと使えるかもしれませんね。

 

 

ですが、今は浴槽に水を溜めておくのはあまりおすすめされていません。

というのも、家の中での水難事故がとても多いからなんです!

水難事故というと海や川で溺れてしまうというイメージが多いかもしれませんが

実は水難事故の7割が家の中で起きているそうです。

 

特に高齢者と5歳以下の子どもさんが多く犠牲になっています。

高齢者だと滑って転んだ後に溺れてしまったり

子どもだと浴槽を覗き込んだ時に転落してしまったり…。

こうした家庭内の水難事故は毎年3,000人を超えているそうですよ。

 

水を溜めておくとこのような事故の原因になってしまうことから

あまりおすすめされていないのですね。

特に小さい子どもさんや高齢者がいらっしゃるご家庭では

気を付けたほうが良さそうです。

 

ところで、アメリカでは「災害時に浴槽がシェルターになる」という考え方があります。

アメリカは竜巻が多く、バスタブの中だと竜巻の被害に遭う確率が低いと言われているそうです。

 

 

フタ以外の5方向が固く閉ざされているので、そこにうずくまって入ることで

シェルターになる、ということみたいですね。

さらにお風呂やトイレなど狭い空間は、柱が多いので家の中で割と安全な場所

というのも一つの理由だそうです。

 

そうなると浴槽に水を溜めて置かないことも地震対策になると言えますね。

お風呂やトイレが絶対に安全とは断言できないですが…。

浴槽を使っての地震対策、参考になれば嬉しいです。

 

 

Written by A.G

 

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