前回のブログに引き続き、フローリングについてのお話です。

今回は「複層フローリング」についてご紹介します！

 

 

複層フローリングは下記の3種類に分かれます。

・挽き板

・突板

・シートフロア

 

それぞれの特徴をご紹介していきますね。

まずは「挽き板」から！

 

挽き板は木材をのこぎりなどで約1～2㎜の厚さに挽き、

それを合板に貼り付けたフローリングのことです。

 

 

無垢材の部分が約1～2㎜の厚さなので木のあたたかみを感じることが出来ます。

無垢材と同じように同じ樹種でも色や柄が違います。

経年変化も楽しめるんですよ（＾＾）

合板を使用しているので反りや収縮がないのも◎です！

 

次に「突板」！

突板は木材を約0.2～0.3㎜に薄ーく薄ーくスライスしたものを

合板に貼り付けたフローリングです。

0.2～0.3㎜ってとっても薄いですよね(^^;)

でもフローリングになるとこのようになります！

 

 

しっかり木目が出ていますよね！

無垢材や挽き板のように経年変化を楽しめますし、柄や色もそれぞれ違います。

デメリットは木材がとっても薄いので傷がつくと、下の合板が見えてしまいます。

薄くスライスしているので、木のあたたかみはあまり感じられないかもしれません。

 

次は「シートフロア」！

シートフロアは特殊な紙に木目をプリントしたものを

合板に貼り付けているフローリングです。

 

 

技術が進んでいるので本物の木目に近くなってきています。

手触り感も本物の木に近づけているシートフロアも出ていますよ。

メリットはなんといっても傷が付きにくいこと！

傷が気になる…という方にはおすすめです。

デメリットは、木目シートなので木のあたたかみは感じられません。

経年変化によって味が出るというのも無いです。

 

挽き板・突板・シートフロアの特徴が分かりましたでしょうか？

無垢材も複層フローリングの3種類もそれぞれに

得意、不得意な部分があるので、自分たちに合ったものを選びたいですね。

 

 

Written by A.G