テーマが大きくなりましたが、2016年4月から電力自由化となりました。今まで地域ごとに契約することが出来る電力会社が決まっていましたが、昨年の4月からは自由に電力会社を選ぶことが出来る時代になりましたね。
消費者としてはお得な電力会社や自分の好きな電力会社と契約することができ、選択肢が広がりました。これは素晴らしいと思います。

ただ、私がこの一年近くを見ている中で感じることは、
携帯電話やガス、通信費用をはじめ他の物とのセットで、電気代を安くしているだけに感じてなりません。
我々消費者が一番うれしいのは単純に『電気代が安くなる』ということではないでしょうか？

先日関西電力系の会社の方とお会いすることがあり、お話を伺ったところ、どこの電力会社でも『電気を作るコスト』についてはたいして変わらないと仰っていました。
１kwあたり25円の電気が単純に12円になればうれしいのですが、なかなかそういう訳にはいかないようですね。

電気代　＝　使用量（kw）×単価（円/kw）

なわけですから、電気代を安くしたいということであれば、使用量をいかにして減らすかというオペレーションが非常に大切だと思います。

現在住宅業界ではネット・ゼロエネルギーハウス（通称ZEH）が注目されています。

要は、断熱効率の高い外壁、エコキュートなどの省エネな給湯設備を導入することで、使用する電力を大幅に削減する。さらに太陽光発電などを設置することによって、家庭で使用する電力収支（使用電力と発電）をゼロとすることを目標としている住宅のことです。

2020年には新築住宅における標準化を目的として、経産省・国交省が取り組んでいる国の施策なのです。
ZEH対応住宅には補助金も支給されます。

我々オーガニックハウス滋賀湖南店（株式会社エッチエルシー）でもZEHビルダーとして登録を行い、日本の住宅が美しく、快適で、居心地の良く、それでいて経済的なものになっていくように努力しています。

今後は新築のみならず、リフォームでも省エネリフォームが重要になってくると思います。
照明のLED化や給湯設備の見直しだけでなく、断熱の見直しまで、

ご興味のある方は、是非ご相談くださいね。

Written by T.Y