近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライト。

彼が建築した建物は100年以上経った今でも大切に住み継がれています。

実際に、ライトが建てた460の建物のうち300軒が今でも住まれているのです！

もちろん設備を入れ直したり、手入れはしていますがすごいと思いませんか。

 

これは現在もこれらの建物が素晴らしいと感じているから、住んでいるのですね。

つまり100年以上経っても建物の価値があるということです。

 

 

 

これは1894年に建てられたウィリアム　Ｈ．ウィンズロー邸です。

122年前の住宅なのに今でも違和感のないデザインですよね。

とても大切に手入れされており、素晴らしいコンディションです。

もちろん現在もこの住宅には人が住んでいます。

 

このように今でも愛されているライトの建物が、実は日本にもあります。

しかもライトの母国アメリカ以外で唯一、現存する作品が残っているのが日本なのです。

 

一番有名なのは、「帝国ホテル」です。

 

 

至る所にライトならではの工夫が散りばめられています。

現在は愛知県犬山市にある明治村に玄関部分が移築されています。

 

帝国ホテル以外にも

兵庫県芦屋市「ヨドコウ迎賓館（山邑邸）」

東京都豊島区「自由学園明日館」

東京都世田谷区「林邸」

の4作品が現在も残っています。

 

ホームページの「フランク・ロイド・ライトと日本」にも

詳しく載っていますのでぜひご覧くださいね。

 

written by A.G