長期固定金利住宅ローンの『フラット35』をご存知でしょうか？

借入時に返済終了までの金利が確定されるので安心な住宅ローンです。

3年固定や10年固定に比べると少し金利が高くなりますが、将来金利が上がる心配をしなくていいですね。

以前は、団体信用生命保険が任意だったため、住宅ローンとは別に保険料の支払いが必要でした。

2017年10月より団体信用生命保険付きになり、保障内容も改定され加入者が亡くなった時のほか、

所定の身体障害状態になった場合にも保険金で債務が返済されるようになりました。

 

新3大疾病付では、高度障害保障が身体障害保障に拡大されたほか、介護保障が加わりました。

介護保障は、要介護2以上に認定されると返済不要になるというものです。

この保障拡大により死亡時や所定の身体障害状態になったとき、がんなどの3大疾病で所定の状態になったとき、

公的介護保険制度で要介護2以上になったときのいずれの場合でも、機構団信により完済されるようになりました。

 

また、長期優良住宅の場合は「金利引継特約」という特約があります。

例えば、将来長期優良物件を売却するときに、住宅ローンの金利が高くなっていたとします。

購入するときの住宅ローンの金利が低ければ、その低い金利を購入者に引き継ぐことができるという特約です。

売却する時に、低金利の住宅ローンが付いていることをアピールポイントにできますね。

 

ただ、デメリットとして『つなぎ融資』の金利や手数料が高めなので、

検討される際には総額で他行とも比較してくださいね。

 

Written by Y.T