つい先月まで夏の強い日射しでしたが、段々と涼しくなり暖かい柔らかな光に変わってきましたね。

風や太陽の光が心地良いので、ついついウッドデッキでお昼寝をしたいな～なんて思ってしまいます。

 

 

太陽の光というのは生き物にとってとても重要です。

陽に当たらないと骨粗鬆症になったり、うつ病になってしまうと言われています。

植物も光合成をすることで生きていますよね。

 

生きていくのに欠かせない太陽の光は、家の中にも必要です。

光の当たりにくい暗いお家では気持ちが沈んでしまいますし、照明も1日中必要になってしまいます。

 

フランク・ロイド・ライトは

「最も良い照明は天来の方法、すなわち自然な方法である。つまり昼は自然の太陽の光を、夜は太陽光にもっとも近い最小限の明かりを」

と考えていました。

その考えはライトが建築した建物はもちろん、この展示場にも反映されています。

 

 

たとえばこの大きな庇。

「トレリス」といって、直射日光を避けて柔らかい反射光を家の中に取り入れます。

部屋に入った光が床や壁に跳ね返り、さらに部屋を明るくします。

 

 

そしてこの採光窓からも光を取り入れて部屋全体が柔らかい光で満たされるように工夫されています。

晴れている日はとても明るいので照明がいらないくらいです（＾＾）

 

他にも光を取り入れる工夫をしているのでぜひご来場した際は聞いてみてくださいね。

 

 

written by A.G