今の日本で家を建てる場合、ほとんどのお客様が35年ローンを組まれ、
一生に一度の買い物をされます。
私たちのお客様もほとんどが同じように住宅を購入されています。ちなみに私も一緒です。
一方で、日本の住宅の寿命は何年くらいでしょうか?
日本の住宅の平均寿命は20年から28年と言われています。
アメリカの住宅の平均寿命が約44年、イギリスの住宅の平均寿命が約75年とも言われていますが、
日本の住宅の平均寿命はアメリカ・イギリスどころかローンの期間よりも短くなっています。
これっておかしいと思いませんか?
私たちはお客様の住宅を作らせていただく立場の人間として、この問題を考えてきました。
コンセプトCONCEPT
日本の住宅の寿命
日本の住宅の平均寿命はなぜ短いのか?
- 「住宅の質が悪いから」なのか?
- 「中古住宅が流通しないから」なのか?
- 「日本の住宅はリフォームしにくいから」なのか?
私はどれも違うように考えています。
100年以上住み継がれる家
そんな追及をしているときに出会ったのが世界の三大巨匠建築家のひとり「フランク・ロイド・ライト」です。
ライトは100年以上前に460余りの建物の設計を手掛け、その300軒以上が現存し、いまだに住み継がれているのです。
フランク・ロイド・ライトの有機建築
彼の建築は、有機的建築(Organic Architecture:オーガニックアーキテクチャー)の理念に基づいています。有機的建築とは生きている建築で、それは時代に適し、土地に適し、人に適している建築のことです。決して流行りに左右されることなく、恒久的な美しい佇まいと安らぎ、落ち着き、居心地の良さを追求した建築なのです。
住まいづくりの極みへ
人間は飽きる生き物です。
一時の流行を追い求めてしまうことは、その時代が過ぎると時代遅れになります。
設備も10年も経てば数世代前の設備になってしまします。
我々は、フランク・ロイド・ライト財団から認定されている優良住宅会社として、彼の思想と理念を継承し、
「フランク・ロイド・ライトが生きていて、現代の京都・滋賀において住まいをデザインしたら」という仮定と、
人が住まう本質を融合させ、その精神を継承しながら現代のテクノロジーを取り入れつつ、
さらなる住まいづくりの極みを目指します。