前回に引き続き、フロアの種類についてご紹介します！

今回は複合フローリングの「挽き板」「突板」「シートフロア」についてです。

おさらいですが、複合フローリングとは合板の上に木材を貼ったものです。

 

 

まずは挽き板からご紹介します。

挽き板とはのこぎりなどで1～2㎜ほどの厚さに挽いた木材を

使用したフロアのことです。合板の上にこの板を貼ります。

 

 

無垢材を1～2㎜にしているので、木のあたたかみがありますし

色や柄も無垢材のようにそれぞれ違います。

経年変化が楽しめるのも良いですね（＾＾）

合板を使用しているので、反りや収縮がないのも◎

床暖房対応のものもありますよ。

 

次に突板です。

突板とは木材を0.2～0.3㎜ほどに薄ーくスライスしたものを合板に貼ったフロアです。

0.2㎜ってとても薄いですよね。ペラペラです（笑）

ペラペラですが、見た目はというと・・・

 

 

木の質感が出ています！

見た目からは0.2㎜だとは思えませんね。

挽き板に比べると、木のあたたかみは少ないかもしれませんが

同じように経年変化が楽しめますし、色や柄も同じではないので味があります（＾＾）

ただ、0.2～0.3㎜なので傷がつくと下の合板が見えてしまいます。

その点はデメリットですね。

 

さて、最後はシートフロアです。

シートフロアとは特殊な紙に木の模様をプリントしたものです。

このシートを合板に貼っています。

技術が進んでいるので、見た目は本物の木に近くなっています。

木の凸凹を再現している商品もありますよ。

傷がつきにくいのもポイントですね！

 

 

デメリットとしては化粧シートなので、木のあたたかみはないことと

経年変化による味が出ないという点はあります。

 

価格としては　シートフロア＜突板＜挽き板　の順に高くなります。

フローリングといっても様々な種類があるので

どんなイメージにしたいか、どんな機能を求めるかなどを

考慮して選ぶと良いと思います。

ぜひ参考にしてくださいね！

 

Written by A.G