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フランク・ロイド・ライトの弟子が手掛けた住宅が、岐阜市に残っているそうです。
しかしながら9月の台風21号により被災し、解体されることになってしまいました…。
岐阜新聞に載っていたので、ご紹介しますね。
解体される住宅は、「笹井邸」といって岐阜市の住宅街に建っている木造二階建ての家です。
この家を建てたのは、「遠藤楽」という建築家で、
ライトの弟子である「遠藤新」の次男さんだそうです。
遠藤新は、ライトと共に帝国ホテルの設計をしていた人ですよ!
完成する前に帰国してしまったライトの代わりに
無事、帝国ホテルを完成させた建築家のひとりなんです。
まさか遠藤新の息子さんも、ライト建築に関わりがあるとは知りませんでした!
この方はライトが建てた建築学校「タリアセン」でライトから建築を学ばれています。
母校である自由学園の図書館や講堂なども設計していたのだとか。
うーん、まったく知りませんでした。勉強不足です(^^;)
笹井邸は、20畳のリビングから庭が見渡せるようになっていて
隣のダイニングには暖炉に大谷石が使われているそう。
あえて玄関の天井を低くして、リビングを開放的に見せていたり
スキップフロアを採用していたりと、至るところにライト建築が
受け継がれているようです。
実は笹井邸は売却されるという話が上がっていたらしく
なんとか遠藤楽の作品を保存したい!という市内の建築家たちが
今年の5月に「笹井邸をつなぐ会」というものを立ち上げていたそうです。
しかし9月の台風21号により、屋根がはがれてしまい、雨漏れしてしまいました。
修復には約2,000万円ほどかかるということで、解体することになったのだそうです。
せっかく保存会を立ち上げたところで、この状況はとても悲しいですね。
なんとか残す方法があれば良いのですが…。
興味のある方は、良かったら調べてみてくださいね。
Written by A.G
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