先日のお休みに『MIHOミュージアム』へ行ってきました。

まわりに何もない、山の中に建っている美術館です。

レセプション棟でチケットを買うと、「美術館までは、歩いて7、8分あります。」「電気自動車もありますよ。」と案内されたので、迷わず電気自動車に乗りました。（笑）

さらに山の中へ入っていきます。

この美術館は桃源郷をイメージして作られているからなのか、異空間のトンネルがあります。

トンネルを抜けると建物が見えますが、自然を残すために建物の80％を地中に埋めている為、玄関が見えるだけです。

雰囲気が山奥のお寺みたいですね。

中に入ると、急に開放的な空間が広がって、大きな窓からは山がきれいに見えます。

　

天井がガラス張りになっていて、とても明るいです。

ここの設計をしたのは、I・Mペイですが、幾何学模様が使われていたり、光を取り入れたり、周辺の景観との調和をはかる建築は、フランクロイド・ライトと同じですね。

展示は「ムガール皇帝とマハラジャの宝石」でした。

昔のデザインから、つい最近のデザインのものまでありましたが、デザインのいいものは、古くても素敵ですよね。

眩しいくらいに輝いている数百カラットの宝石もあり、とても見ごたえがありました。

 

帰りは、せっかくなので電気自動車には乗らずに歩きで・・・。

　

トンネル内部は金属の板が貼られているのですが、音の反響を押さえるために穴が開いています。細かいところは歩きでないと見れませんよね。

ほんとに不思議な雰囲気のトンネルです。

そして、トンネルを出ると桜並木が！

　

今度は、桜が咲いている時に行こうと思います。

Written by　Y.T