宿根草ってご存知でしょうか？ちなみに「しゅっこんそう」と読みます。

「宿根草とは」とは、冬には地上部の一部は枯れますが、地下部は休眠状態で越冬し、翌春ふたたび根茎から芽を出して、生育し開花（結実）することを繰り返す草花のことを言います。

例えば、春に咲く宿根草としてはローダンセダムやイベリス、マーガレットや芝桜、アヤメなどがそうです。

夏は サルビアネモローサや桔梗、ルリタマアザミなどですかね。

宿根草の定植時期としては１１月から翌年３月くらいまでが適期だと思います。

春の時期に、宿根草と球根を使ったこんな素敵なアプローチが家にあったら、なんだか華やかな気持ちになりせんか？

是非ともこの冬の時期に植え付けをしていただきたいと思います。

ただ、宿根草を植えようと思い立った時、その種類の多さに何を選んでよいかわからず悩まれる方も多いと思います。

宿根草選びにはいくつかのポイントがあります。

一つ目は日当たりです。日当たりが好きな宿根草、半日陰が好きな宿根草があり、植える場所の日当たり具合で選んでください。

二つ目は株の高さがどこまで育つかで選びます。草丈の低いものから高くなるものまでいろいろありますので、スレンダーな風に揺れる姿を楽しみたいか、低くこんもり茂った姿を楽しみたいかなど、開花時の草丈で選びます。

最後に花色や形など自分の好みで選んでください。

家づくりではどうしても建物ばかりが注目を浴びますが、庭も大切なデザインのひとつです。

美しいデザインは 人を豊かにし、幸せにします。

だからこそ、我々オーガニックハウスでは、住宅のデザインを大切にし、また庭のデザインも大切にします。

お花は昔の人も美しいと感じた、流行に左右されない普遍の美しさをもつ自然のデザインなのです。

是非ともガーデニングにもチャレンジしてくださいね。

Written by T.Y