ORGANIC HOUSE オーガニックハウス

建築の巨匠「フランク・ロイド・ライト」の有機的建築思想を正統に継承

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2017年4月13日

気持ちの問題

本日は三隣亡です。
皆さんは三隣亡をご存知でしょうか?
読み方は『さんりんぼう』です。カレンダーによっては三りんぼうと書かれていることもあります。


三隣亡は少し前までは建築関係者の大凶日とされ、棟上げや土起こしなど建築に関することは一切忌むべき日とされてきました。
その字面から、この日に建築事を行うと三軒隣まで亡ぼすと言われているため、現在でも、棟上げなど建築に関することの凶日とされ、建築関係の行為は避けられることが多いのです。
また、「高い所へ登るとけがをする」と書いているものもあるそうです。

しかしながら、江戸時代の本に「三輪宝」と書かれ、「屋立てよし」「蔵立てよし」と注記されているものもあるそうです。
すなわち、現在とは正反対の吉日だったことになります。
これがある年に暦の編者が「よ」を「あ」と書き間違え、それがそのまま「屋立てあし」「蔵立てあし」と伝わってしまったのではないかと言われているのです。
とんでもない間違いですね。

最近の住宅建築では、地鎮祭や上棟式をされない物件も増えています。
私はお客様に『地鎮祭をした方が良いですか?』と聞かれたときには、
『した方が良いですか?と聞かれるのであればやりましょう』
と申し上げます。
こういうものは『気持ちの問題』だと思っています。
三隣亡という上棟には不向きな日も、立った一人の編者の間違いで、全く逆の意味になるように、科学的に解明された明確な根拠はありません。要は『気持ちの問題』だと思っています。
三隣亡ももはや気持ちの問題ですが、無理して棟上げをして事故などが起こると『三隣亡』だったからということになるので、我々オーガニックハウスでもこの『気持ちの問題』を大切にしていきたいと思っています。

Written by T.Y

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