フランク・ロイド・ライトは、近代建築の巨匠と言われる偉大な建築家です。

先月、ライトの建築物が世界遺産に登録されたほど！

 

 

実は、ライトの建物は日本建築の影響を大いに受けています。

シカゴ万博で平等院鳳凰堂をイメージした鳳凰殿を見たのをきっかけに

ライトは日本建築に非常に感銘を受け、来日時にはたくさんの日本建築を見ています。

 

実際の日本建築から設計のアイデアを取り入れたそうですが、

もう1つ、インスピレーションを受けたものがあります。

それが「浮世絵」なんです！

 

 

ライトは日本に来日する前から浮世絵には興味を持っていたそうで、

集めたりしていたのだとか。

日本に来日した時には、全国各地で浮世絵を買い集めたと言われています。

集めた浮世絵はアメリカで展示会を開催したり、美術館やコレクターに販売していました。

ライトは浮世絵コレクターのみならず、浮世絵バイヤーとして活躍していたんですね！

 

 

浮世絵から学び、設計に取り入れたとのことですよ。

ライトが設計した滝の上に建つ落水荘は、葛飾北斎の「木曾海道小野ノ瀑布」という

浮世絵から影響を受けたとの話もあります！（1番上の写真が落水荘です）

 

ライトと日本は深いつながりがありますね。

ちなみに兵庫県芦屋市にある「ヨドコウ迎賓館」が

次の世界遺産に申請する候補の1つとも言われているんですよ！

そうなる日が楽しみですね。

 

 

Written by A.G