オーガニックハウスでは一邸一邸、天井の高さを考えています。

身長や生活スタイルなどはみなさんそれぞれだからです。

 

 

部屋の天井高を決めるには、縦、横、ボリューム感により高さが決まります。

下記の心理要素を考えれば、心地よい空間は必ず存在します。

 

 

 

 

・重心の位置が下のほうにあると、安定感のある印象になる（左）

・重心が全体の中心にあると、動きは感じられない（中央）

・重心の位置が上のほうにあると、すっと引き上げられていく浮遊感を感じる（右）

 

 

つまり…

①部屋の広さに対して天井が高すぎると、井戸の底のように感じる

②部屋の広さに対して天井が低すぎると、圧迫感が増し不快な感じとなる

③適度な高い天井は、高尚、壮厳といった雰囲気を伴う

④適度な高さの天井は床を広く感じさせる

 

 

上記のことを考えながら天井高を決め、家づくりをしています。

その方に合った高さになるため、居心地、住み心地の良い家になるのですね。

高さが違うことで空間に表情も生まれますし、メリハリも生み出されます。

オーガニックハウスの考え方をひとつ、ご紹介させて頂きました。

 

 

 

 

 

Written by A.Y