今まで3回にわたってお届けしていた「良い土地の選び方」ですが、今回は最終回になります。
今回は価格編です。
我々の展示場にも土地をお持ちでないお客様で新築を検討されている方がたくさん来られます。
お子さんの学校のことや通勤等の兼ね合いで、住みたい地域が決まっているけど土地がなかったり、予算が合わないというお客様がほとんどです。
また、土地には「定価」なるものがないため、不動産屋さんに提示された金額が妥当なのか？騙されていないか？など不安になることもたくさんあります。
そこで、参考程度ですが、国土交通省が出している土地総合情報システムがあります。
国土交通省「不動産取引価格情報検索」

このサイトでは、 『時期・種類・地域』を決めて検索すると、過去、実際に取引された価格を調べる事ができます。
しかしながら、土地には、実勢価格というものも存在します。周辺地域より多少高くても、安くても実際に双方が納得すれば売買が成立します。
相手がその土地が貴重であると判断すれば、高くても購入します。人気があれば値段が上がります。もちろん、その反対もあります。
お互いが納得すれば（常識の範囲内で）取引が成立する。ということも頭に入れておかなければなりません。

そして、土地情報は生ものです。購入するかどうかを検討している間に、他の人に購入されているということはよくあることです。
従って、我々は『土地を買うか買わないかの判断』は即決することをお勧めしています。
環境・地盤・価格、そのほかに地形等が自分たちの希望する土地と70％以上沿っているのであれば、決めてしまった方が良いと思います。
100％の土地はまずないといっても過言ではないからです。
『土地を探している』という方で見つけられない方の特徴は

①家族で土地の優先順位・購入理由等が明確でない
②どんな家に住みたいのかのイメージや家の金額の想定が出来ていない
③自分たちがどれくらいのローンを組むことが出来るのかを分かっていない。

等です。上記の①～③の方は『土地探し難民』と呼んでいます。かなり遠回りな土地の探し方をしているという方々です。
家づくりはお客様にもたくさん学んでいただかなければなりません。
我々オーガニックハウスでは、このようなことからお客様にお話をさせて頂いています。
是非とも家づくりに大切なことを知って頂いて、良い家を建てて頂きたいと思います。

前回までの土地の選び方ブログ
良い土地の選び方①（環境編）
良い土地の選び方②（地盤編1）
良い土地の選び方②（地盤編2）　

Written by T.Y

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